「ちょっと!ちょっと!!その高級ブランデーどこに持って行くの?」

 

以前日本に住んでいたとき、ある日アメリカ人の主人がボトルの高級ブランデー(洋酒)を買ってきたのです。

 

「結婚式に招待されたけど(新郎新婦ともに日本人)、“レジストリー”しているか尋ねたら、『してない』って言うし、ブランデーしか頭に思い浮かばなかったから結婚祝いのプレゼントにするよ。」

 

との答えが返ってきました。日本に来て間もない主人は「ご祝儀」を知らなかったのです。

 

 

みなさんはレジストリーという言葉をご存知ですか?

 

実は、私はアメリカで初めてアメリカ人カップルの結婚式に招待されるまでは、この“レジストリー”の仕組みを知らずにいました。

 

「アメリカ人に結婚祝いを贈りたいけど、『何がほしい?』って尋ねたら失礼かな?」

「昔、お世話になったアメリカのホストファミリーの子供が結婚すると聞いたけど、何か贈りたい」

 

など、お祝いの気持ちを伝えるためにはやはり「結婚祝いのプレゼント」を贈ることになりますよね。

 

「さすがアメリカ人は合理的だな」と感じた「レジストリー」による結婚祝いのプレゼント選び

今日は、アメリカ人が結婚祝いのプレゼントを贈る方法「レジストリー」をメインにお話していきますね。

 

お話の最後に私が出席したアメリカ人の結婚式体験談も併せてご紹介しますので、最後までぜひお付き合いくださると嬉しいです!

アメリカの「レジストリー」と日本の「ご祝儀」の違いに迫る

 

主人に「Wedding Registry(ウェディング レジストリー)」について教えてもらう代わりに、私からは「日本のご祝儀システム」について主人にレクチャーしました。

 

お祝儀システムを知ったアメリカ人の主人は、

 

「結婚式当日にそんな大金を持って行くのか?!」とか

「集めたご祝儀を盗難されたらどうするんだ!?」とか

「お酒飲んで酔っぱらうのにどうやってその大金を家まで運ぶんだ??」

 

などと、ご祝儀システムについて興味深々で改めて「文化の違い」を感じました。

 

もちろん主人の質問には「そういう場合にはね・・・」と、ひとつひとつ丁寧に答えましたよ!

 

そして結婚式から帰ってきた主人が、「ご祝儀出したときに、受付で現金の入った小さい封筒渡された。お釣り?と思ったんだけど・・・」などと言うので、

 

言うまでもなく、「お車代」についてもレクチャーしておきました・・・

 

ここで結婚式の招待状を受け取ってからと当日について、ざっくりとですがアメリカと日本の違いに触れてみましょう!

 

日本の場合

 

結婚式の招待状を受け取った際に封筒の中を確認すると・・・

時間や場所についての案内、出欠席のハガキ、式場の案内図が同封されている。

 

余談ですが、出欠席のハガキは何度書いていても、「どこまで“ご”とか線で消す?二重線だっけ?」と、毎回マナーの本を見ながら確認して書いていました。お祝い事の返事のハガキを間違えたら失礼、という日本人ならではの感覚なのかも知れませんね。

 

結婚式当日

ご祝儀を袱紗(ふくさ)に包んで受付に出す。

仲のいい友人たちで新郎新婦に結婚祝いのプレゼントがある場合は、結婚式当日に渡すと、二人とも忙しく、また婚礼の荷物が多い中、さらに荷物を増やしてしまうのは申し訳ないということで、前もってか後日改めて渡すなどと考える方が多いみたいです。

アメリカの場合

 

結婚式の招待状を受け取った際に封筒の中を確認すると・・・

時間や場所についての案内、出欠席のハガキ、式場の案内図に加えて「Wedding Registry」

(ウエディング レジストリー)が同封されていることが多いです。

※Wedding Registryについては、このあとお話しますね。

 

結婚式当日

ウェディングカードを書いて持って行きます。(書いて来ないで手ぶらの人もいますよ)

 

仲がいい友人には、ウェディングカードにギフトカードや現金を挟んで封筒に入れて直接本人に渡したりします。(すでにWedding Registryでお祝いを贈ったあとでもプラスのお祝いとして現金を渡すこともあります。人それぞれです)

 

子供たちはバルーン(風船)や小さいブーケ(花嫁さんに渡したい)を持って行くこともあります。

受付台が、プレゼントやお花、風船で埋め尽くされていることもありますよ!

 

レジストリーでお祝いのプレゼントを贈ったにも関わらず、まだお祝いの気持ちを伝えたい人は、「新婚旅行に必要なもの」(行くかどうか分からなくても)などをゴージャスにラッピングしたものを持参していることもあります。

 

スーツケースに大きなリボンをかけたものなど、贈る側の人柄(キャラ?)がよく分かるようなプレゼントも見受けられますよ。

 

「持って帰るのが大変なのに・・・」とか考えないのがアメリカ人らしいと思います。

新郎新婦の友人たちが結婚式が終わったあとに、一緒に新居まで運んでくれるので荷物が多くても大丈夫なんですよね。

 

さて、お待たせしました!

「Wedding Registry(ウェディングレジストリー)」についてお話を進めていきましょう!

ウエディングレジストリーとは

簡単に言うと、

「新郎新婦が欲しいものを自分たちでリストアップして、友人・親族はそのリストの中から品物を選んで支払いをして、新郎新婦に贈る」というお祝いの方法です。

 

ウエディングレジストリーの流れ

 

1.新郎新婦が欲しい物をリストアップ(“ウイッシュリスト”と呼びます)します

(どのお店なのか、オンラインなのかも決めます。今はオンラインが主流のようです)

2.友人や親族は“ウィッシュリスト”の中から品物を選びます(買い物先のURLは招待状が届いた際に記載されています)

3.オンライン上で支払いをします

4.新郎新婦に贈り主の名前とプレゼントが届きましたというメール(連絡)が入ります

5.ゲスト側に証明書が届きます

6.5の証明書を持参して結婚式に出席します

 

というのがざっくりとした流れです。

ウェディングレジストリーのメリット

 

1.amazonなどオンラインで品物が選べるので、ゲスト側もわざわざお店まで行く手間が省けます

2.新郎新婦が、欲しい物をレジストリーに登録できます

3.すでに他のゲストが購入したものは、リストから削除されているため、購入済のものをまた購入するということが防げます

4.新郎新婦は自分たちが必要としているものをゲストに公開することで、本当に必要なものがもらえます

5.ゲスト側も、何にしようか迷わずプレゼントを選ぶことができ、ゲスト側の予算に合わせたものを選ぶことができます

6.複数人数で冷蔵庫などの高額プレゼントを贈ることもできるそうです

 

というメリットがあります。

 

参考までに↓amazonのウエディングレジストリーです。

https://www.amazon.com/wedding/home?_encoding=UTF8&ref_=

アメリカ人は結婚祝いに「お金がいい」と正直に言ってしまう?

 

はい・・・「お金がいい」と言われました。

これは私の経験談です。しかも仲のいいガールフレンドだったので、正直に言ってくれた、ということも考慮してくださいね!

 

日本では、「寿貧乏」になる年があったくらい結婚式ばかりに招待されていた時期がありました。

友人に「何がほしい?何が新生活で必要?」と聞くと、返ってくる答えは「モノ」なのでそれを買って結婚祝いとして結婚式より前に渡す、もしくは配送していました。

 

数か月前に、アメリカ人の友人が結婚すると聞き「お祝いしたいんだけど、何か要るものある?」と尋ねたところ「もう同棲生活も長いし、生活に必要なアイテムって全て揃っているのよ。そうね・・・旅行に行きたいからお金が欲しいわ」と本当に正直に言ってくれました。

 

私としては、プレゼントを選ぶ時間も省けるし、お金なら本人たちの好きに使えるからと本人が望む通りに現金(100ドル)とお祝いのカードを一緒に渡しました。

 

先ほど、アメリカ人でもお祝いに現金を渡す人もいるとご紹介しましたが、金額は本当に人それぞれなんです!

 

$30、$50、$100や小切手を渡す人もいます。

そこは“新郎新婦との関係の深さ”と“渡す側の懐の深さ”次第ってとこでしょうか。

 

日本だと、ご祝儀の金額は相場が決まっていますよね。これも日本とアメリカの違いだと思いませんか?

「ねえねえ、いくら包んだ?」と、アメリカ人同士は聞かないですね・・・

 

先ほどお話したレジストリーでも最近では、「新婚旅行」などの名目で“ひと口$75×30口”など公開して、現金やギフトカードを贈ることができるレジストリーサイトもあるみたいです。

 

現金の相場は$50~100とのことで、日本でご祝儀を包むより少なめのようです。

まとめ

 

1.アメリカ人は「ご祝儀を包む」という習慣がない

 

2.アメリカ人は結婚祝いのプレゼントを「レジストリー」から贈ることが多い

 

◆レジストリーのメリット◆

・オンラインで品物が選べるので、ゲスト側もわざわざお店まで行く手間が省ける

・新郎新婦が、欲しい物をレジストリーに登録できる

・すでに他のゲストが購入したものは、リストから削除されているため、購入済のものをまた購入するということが防ぐことができる

・新郎新婦は自分たちが必要としているものをゲストに公開することで、本当に必要なものがもらえる

・ゲスト側も、何にしようか迷わずプレゼントを選ぶことができ、ゲスト側の予算に合わせたものを選ぶことができる

・複数人数で冷蔵庫などの高額プレゼントを贈ることもできる

 

3.アメリカ人は結婚祝いの品物の代わりに「現金」「ギフトカード」でも嬉しい

 

私の経験談ですが、友人には

・カードと一緒に$100を渡して品物は渡していない(新婦からのリクエスト)

・地元のお店で使えるギフトカード$100(新郎新婦が日用雑貨をメインに購入したいとのリクエスト)

ということで、現金のみ結婚祝いのプレゼントとして渡す際には$100を相場にしています。

(おおよそ$75がアメリカでは相場のようですが、相場に少し色をつけています)

 

もし、「レジストリーもしていない」というアメリカ人へ結婚祝いのプレゼントを贈る場合、仮に日本から品物を送るとなると、壊れ物取り扱いの心配や送料の負担を考えると、贈る側としても悩みますよね。

(送料が高いんですよね。私の母も「孫に」とプレゼントを送ってくれますが、中身より送料の方が高い、という現実です)

 

ひとつのアイデアとして、「相手が好きなものに使える」という前提であれば、「amazon eGift」という方法もありますよ!

相手のEメールアドレスを知っているのであれば、Eメールでamazonのギフトカードを贈ることができるそうです。

 

調べてみたところ、購入の際には「amazon.com」(アメリカ版amazonです!日本版ではないので注意!!と喚起されていました)から必要項目を入力して(可愛い柄のカードがたくさんありますが、オリジナル写真やメッセージも入れられるようです!すごい!)、クレジット決済すると5分ほどで相手に届くとのことです。

 

ご紹介したように、アメリカ人への結婚祝いのプレゼントは様々な方法で選ぶことができます。

レジストリーは、合理的でもらう側もあげる側もお互いメリットがあり、ハッピーな方法ですよね!

 

最後に、私が出席したアメリカ人カップルの結婚式の思い出の中で一番印象深いのが・・・

 

「ブーケトス」です。

 

ハイヒールを履いて、髪をきれいにアップしドレスアップした女性たちが、ブーケトスのときには、ハイヒールを脱ぎ、ドレスの裾をまくり上げて、髪を振り乱しながら、ブーケの取り合いでした。

 

我が子、当時5歳もブーケトスに参加したのですが、その光景に驚いてただ突っ立って終わっていました。

 

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