外国人の配偶者と日本に住むとなると気になってくる年金問題

 

今まで自国で支払っていた年金はどうなるの?

もし自分が外国に住むことなってしまったら?

 

ただでさえ今の日本の政治では老後が不安なのに、

国際結婚をして正直さらに不安になってしまっているのは

私だけでしょうか・・・

 

国際結婚したら年金はどうなる?

日本での公的年金のしくみ

日本の公的年金は、大きく分けると

「国民年金」「厚生年金」「共済年金」3種類あり、

職業によって加入する年金が違ってきます。

「国民年金」……原則として、20歳以上60歳未満の日本に住むすべての人が、国籍に関係なく加入する年金です。基礎年金とも呼ばれています。

「厚生年金」……一般の企業に勤める会社員が加入する年金です。

「共済年金」……国家公務員、地方公務員、私立学校の教職員が加入する年金です。

 

いずれかの年金加入し25年以上支払いを行っているうえで、

老後年金を受け取る資格が得られます。

 

ただ、結婚して海外へ居住を移したときにはどうなるのでしょうか?

 

参考記事:国際結婚!フランス人との婚姻手続きを解説!

海外でもその国の年金を納めていれば大丈夫?

 

日本では外国との社会保障協定を結んでおり、

その国で年金を払っていれば日本で支払いをしているのと

同等の支払い期間だと認めてもらえます。

 

協定の内容は相手の国によって異なりますので確認が必要です。

日本年金機構「社会保障協定」

 

また、海外に居住しながらも日本での国民年金を

任意で加入し続けることも可能です。

 

家族や兄弟などかわりに支払いを行ってくれる協力者を決めて、

代わりに納付してもらいます。

 

また海外の住んでいて支払いがなかったとしても

カラ期間として認めてもらえるので

受給額は支払額に応じるので少なくなりますが、

老後の年金の受け取りができます

 

外国人配偶者も国民年金に強制加入?

 

基本的には日本に住民票がある場合は国民年金には加入しなければなりません。

 

ただ、いつかは外国に帰るかもしれない、

と考えている外国人にとっては年金に加入しないケースも多いようです。

 

将来のためとはいえ、捨て金になってしまうかもしれないから

自分で貯蓄するという考え方と、手続きの煩わしさから

加入せず配偶者側が加入に説得するのに

大変だというケースもよくあるようです。

 

主人も結論から言うと今現在加入しておらず、

私のみ国民年金に加入しています。

 

来日した当初は会社勤めだったこともあり、

会社側で手続きをしてくれていましたが

日本独特の上下関係のある風潮が嫌になり、

退職して自営業をしております。

 

そのタイミングで脱退したまま自分で貯蓄しています。

 

そのため定年退職するという考え方がそもそも無いため、

自分でリタイアをするときを決めているので

ますます加入に後ろ向きなのかもしれません。

 

ただ社会保障協定という制度を、恥ずかしながら知らなかったため

ちょっと家族会議を開こうかなと思っているところです。

 

参考記事:日本人との結婚と変わらない?国際結婚の大変さとは

帰国しなければならなくなっても大丈夫

 

日本で一生懸命働き国民年金もおさめていたのに、

自国に帰らなければならなくなってしまったときは

支払ったお金は無駄になってしまうのでしょうか?

 

脱退一時金という制度があります。

 

以下の用件を満たしていれば、帰国後2年以内に

申請することで納付額に応じてお金が戻ってきます。

 

・日本国籍を有していないこと
・厚生年金または国民年金の保険料を6カ月以上納めていること
・日本に住所を有していないこと
・年金(障害手当金を含む)を受ける権利を有したことがないこと

 

日本年金機構「短期在留外国人の脱退一時金」

申請に期限があるので、忘れずに行いましょう。

 

参考記事:国際結婚は英語が話せなくても大丈夫!?

国際結婚したときの年金についてのまとめ

1社会保障協定により住む国が変わっても今まで納めていた年金は無駄にはならない場合がある

2海外に住みながらも協力者がいれば国民年金を納め続けられる

3海外にすんでいる間は合算対象期間となる

4帰国しなければならなくなった外国人配偶者の納めていた国民年金も、脱退一時金制度があるので安心

 

ただ今現在の状況なので将来どうなるかはわからないですが、

それぞれのご家庭で少しでも老後の不安がなくなるように

うまく制度を活用していきましょう。