“no pain, no gain=労なくして得るものなし”

 

「苦労してしんどくなったら、日本にいつでも帰っておいで。」

と涙を流しながら、アメリカに旅立つ私たち親子を空港まで来て見送ってくれた両親。

 

期間限定でアメリカに行くわけではなく、主人にとっては「自国に帰る」ということであり、その主人について行くとなると、私にとっては「アメリカに移住」という人生の一大イベントが幕を開けようとしていました。

 

「アメリカに行ったら毎日どんな風に過ごせばいいんだろう・・・」

と、アメリカ行きの飛行機の中でずっと考えていました。

 

このときは、まだ日本を離れたばかりで、英語の問題、仕事はあるだろうか、などまだ経験もしていない苦労に対しての不安な気持ちが大きかったのを覚えています。

 

これから国際結婚してアメリカで生活をすることになるけれども、どんな苦労が待っているのだろうかと、とにかく漠然と不安な方、アメリカに住んでいるけれども、国際結婚をしてからの生活が未だに苦労の連続で楽しくない、などと悩んでいませんか?

 

ひと言で「苦労」と言ってもひとそれぞれの「苦労」は、意味が違うと思うんです。

経済的な苦労、精神的な苦労、文化の違いの苦労、言葉の壁の苦労・・・など。

 

アメリカに移住して3年目の私もまだまだ色んな苦労をすることがありますが、それでも毎日楽しく過ごしています。多分「苦労」と思わない楽観的な性格のせいかも知れません。

 

今日は、国際結婚をしてアメリカに住んでいる私が経験した「苦労」の話を共有させてくださいね!

 

お話の前半は、国際結婚をしてアメリカに住むときに苦労した「お金」の話

後半は、アメリカでの苦労を学びに変える「アイデア」のお話です!

国際結婚してアメリカに住む「お金の苦労」

アメリカ移住を伴う国際結婚はいきなりお金がかかる!

 

「どこからでもかかって来い!!いくらでも払ってやるさ!!」

 

という経済的に余裕のある方には参考にはならないかも知れません・・・

が、私の周りの日本人妻たちは、全員が

 

「国際結婚してアメリカ来たら、お金がいくらあっても足りないと思ったわ。」

と話していたので、みんな状況はよく似ているんだな、と思ったのでお話させていただきますね!

 

アメリカに移住が決まって、「お金には羽が生えているんだ」と思うほどに何かしら毎日お金が飛んでいきました。

それはそのはずですよね。生活の基盤が日本からアメリカに変わるから当然なのですが・・・

 

その中でも、まずは絶対にやらなくてはいけない手続き「ビザの申請」にお金がかかりました。

 

アメリカに住むためには、もちろん「ビザ申請」が必要になります。

 

私は、グリーンカード(永住権)を取得したのですが、どのような手続きのステップかを詳しく知る前までは、お恥ずかしながら「書類は色々あるけれども、日本の婚姻届けみたいに記入して提出」というイメージでした。

 

何種類か書類があることは知っていたのですが、それぞれの書類提出にお金が必要なんですよね。また、その費用が「あれ、1ケタ違う?」とドル表記なので何度も確認してしまいました。

 

ちなみに、アメリカ移住するために、おおよそかかった手続きの費用なのですが、

 

・I-130(アメリカ人の主人が外国人配偶者をアメリカに呼びたいです、という書類)→$420

・I-485(永住権申請)→$1,070(同時に労働許可と申請中の渡航許可も申請)

・健康診断と予防接種の追加→$400(予防接種は2本、健康診断はベーシックなもの)

・その他写真撮影、郵送料などあり。

 

ここまでで、おおよそ$2,000(1ドル=100円として20万円)です。

 

主人が勤務先に所属する移民弁護士に全ての手続きを依頼したため、

 

・初回の電話によるカウンセリング(何でも相談みたいな感じでした)→$250/30分

・弁護士費用→$3000(申請から永住権取得まで約1年のお付き合い)

・日本語→英語翻訳(これも自分でできますが、急いでいて時間短縮するなら翻訳家がいます)→$200(戸籍謄本だけの翻訳)

 

移民弁護士を雇ったことで、$3500(35万円)かかりました。

※移民弁護士費用は、条件や地域により大きく差があります。

 

ということで、私一人がアメリカ移住をするためにかかった手続き費用は、おおよそ$5500(55万円)でした。

アメリカから日本への里帰りはお金がかかる!

 

日本にいた頃に何気なく使っていた「里帰り」という言葉が、アメリカに住んでから、この言葉を聞くと日本を思い出す“感動の一言”になりました。

 

私の周りの日本人の友人たちも、日本へ里帰りする頻度はその人、その家族によってそれぞれです。毎年1回、2年に1回、5年帰っていないなど。

 

みんな口をそろえて言うのが、

「本当に飛行機代がバカにならない!!高すぎる!うちなんて子供〇人いるし・・・」

 

飛行機代が高くて(私たちが住んでいる州は、日本への直行便がないため、乗り継ぎが必要なのです)日本に帰国することは一大決心なのです。

 

ちなみに、みんなに「えー!それは高すぎる!」と言われた、私のこの夏の日本への里帰り飛行機代は・・・

 

夏の価格が高い時期にしか帰国できなかったため、また日本に着いてから国内線乗り継ぎもありで、往復27万円でした。飛行機代を貯めるのに苦労しましたが、日本の家族や友人に会ったら、その苦労も吹き飛びました!!

 

チケットを早めに予約したり、お手頃価格の乗り継ぎを選んだりして、私の価格の半分くらいに収めている友人たちが多いです。

 

子供二人と三人と連れて帰国するとなると、お手頃価格のチケットを予約したいけど、乗り継ぎにも余裕がほしい・・・など、日本への帰国は一大決心イベントなのです!

日本の食品が高すぎてお金がかかる!

私の住む街は、「アジアンマーケット」と呼ばれるアジア全般の食材を扱っているお店が2軒あります。

 

その他、大手スーパーマーケットでも日本の食材を買うことができるのですが、その価格に驚きです。

 

日本で買う2倍~3倍の値段が当たり前なので、お菓子ひとつ買うにも「日本ならこのお菓子、広告の品で100円なのに。」「このカップラーメン、日本なら98円なのに。」とちょっと悔しくもなります・・・でも懐かしいし、食べたいし。

 

日本のお米は、高いけどやっぱり美味しい!!

 

ということで、日本の食材を手に入れるのにお金がかかってしまいます。

医療費が高すぎてお金がかかる!

 

みなさんもご存知かも知れませんが、とにかくアメリカは医療費が高いのは有名ですよね。

 

医療保険がカバーしてくれると言っても、その金額は日本で支払う医療費の何倍もします。

 

必ず、アメリカに来る前にアメリカの病院で対応してくれる医療保険に加入しておくことをお勧めします!

国際結婚してアメリカに住む「環境・言語の苦労」

日本人に会わない環境で苦労を乗り越えて自分を強くする!

 

私が住むこの街では、なかなか日本人を見かけません。

最初は、“言葉の壁”“知り合いがいないこと”私にとっての苦労でした。

 

国際結婚してアメリカに住むことになり、私は毎日漠然とした不安に押しつぶされそうになっていました。

 

「日本に残ればよかった・・・」とふと寝る前に思うこともありました。

「アメリカに来て出来る仕事って何だろう、私の英語力では何もないか・・・」とか

「友達全然いないけど、このまま一人ぼっちだろうか・・・」

 

と考えたりして、夢に見た“希望に満ちたアメリカ生活”とは真逆だったのです。

 

新しく子供のスクールが始まり、私は先生たちに挨拶に行くのも億劫で「英語が通じるか」とか「差別されないか」とか不安だらけでした。

 

ですが、この考えを覆してくれたのは当時5歳の我が子でした!

 

スクールの中で、たった一人のアメリカ日本人ハーフ。しかも日本生まれ、日本育ち。

 

「学校に早く行きたい!スクールバスに乗りたい!お友達と遊びたい!」

何の苦労も恐れることなく、元気に初日登校しました。最初は英語も多少理解に苦労はしたのは間違いないと思うのですが・・・

 

逞しい我が子に触発されて、「よし、自分から外へ出よう!」と決めました。

 

・自分の英語が通じなくても落ち込まない。

・相手の言っていることが分からないときは、聞き返す勇気を持つ。

・いつも笑顔でいる。

 

最初はこの3つを自分の中で絶対に守ることにしました。

 

ご近所への挨拶は笑顔で!そうすると相手が話しかけてきます。名前と顔を覚えてもらいます。こうやって地道にまずはご近所さんから顔見知りになることから始めました。

 

「知り合いで、大学のときに日本に行っていた人いるわよ。今度紹介するね。」

「昔、空軍にいて日本に住んでいたんだよ。日本人は礼儀正しくて素晴らしい文化だよね。」

 

など、アメリカ人が日本を誉めてくれて、自分が日本人であることを誇りに思えるようになりました。この誇りが段々と自信になり、「もっとたくさんの人と知り合いになりたい!」と思うようになったのです。

 

一人だったら「苦労」と思って避けていたことも、誰かに聞きながらでも「やろう」とすれば、必ず助けてくれるアメリカ人たちですから!苦労は必ず学びになります。

アメリカで自分の英語が通じない苦労が英語の勉強に火をつける!

 

アメリカに住んでいて英語に対しての私の考えは2つあります。

 

1.暮らしていく中で自然に身につく英語

2.自分で勉強して覚える英語

 

2種類です。

 

まず「暮らしていく中で自然に身につく英語」についてですが、毎日英語圏で暮らしていれば、家の外に出れば耳から自然に英語が入ってきます。

 

その中で、アメリカ人が話している英語の表現を聞いては、「へえーそういう風に言うんだ」という英語の勉強になります。

 

毎日の英語が活きた教科書になる、という感じです。

 

ただ、耳から入ってきた英語をただ知っているだけで使わないと忘れてしまうんですよね。

例えると「筋肉」みたいなものでしょうか?英語も使っていないと衰えるんです。

 

そこでやはり、「会話をして新しく覚えた英語を使う」ことをしなければ自然に身についた英語もあっという間に忘れてしまいます。

 

そして「自分で勉強して覚える英語」については、アメリカ人は会話の中で時事ニュースや選挙のことなどを話題にします。

 

そのときに出てくる単語を知らないと、全く会話に入れないんです。私も意味が分からずに何度も笑ってその場をごまかしてきました・・・

 

CNNニュースを観ながら(英語字幕が出るように画面をセット)ノート片手に、単語をまずは聞き取ることからスタートして、意味を調べて、書けるようにするのは本当にひと苦労ですが、単語の意味を理解して自分で使えるようになると、アメリカ人と会話する機会がもっと増えていきますよ!

 

発音は難しいものがあれば、iphoneのSiriに向かって話しかけて、正しい単語が出てこないと何度もやり直す、という自己流ですが通じるまで楽しみながら発音練習しています。

まとめ

 

国際結婚してアメリカに住む「お金の苦労」としては、

 

1.アメリカ移住のためのビザ申請

・ビザ申請に必要な費用を前もって調べておく。

・移民弁護士費用は、内容や地域によって違うことを知っておく。

 

2.日本への里帰り費用

・里帰りの計画は早めに立てて、チケットは早めにリサーチしておく。

 

3.アメリカでは日本の食材、食品は高い

・日本の価格の2~3倍の価格。

 

4.アメリカの医療費は高い

・医療保険には加入しておくこと。

 

国際結婚してアメリカに住む「環境・言語の苦労」としては、

 

5.自分から外の世界へ溶け込む努力をする

・英語が通じなくても落ち込まない。(会話を途中で諦めない)

・相手の言っていることが分からないときは、聞き返す勇気を持つ。(中途半端に返事しない)

・いつも笑顔でいる。(笑顔でいることで相手も話しかけやすくなる)

 

6.英語の勉強方法は2種類ある

・自然に身についた英語を使って忘れない様にする。

・ニュースなどで知らない単語を知って会話で使えるようにする。

 

国際結婚をしてアメリカに住む、アメリカで暮らすことの苦労はたくさんあります。

その苦労は、人によってまた夫婦、家族によって違いますよね。

 

国際結婚をしてアメリカにいる方のブログを読んだりするのも、「私と同じだ!」「私だけじゃないんだ!」と励みになったりしますよ!

 

>>国際結婚で夢のアメリカ移住|その前にやっておくべき8つの事

 

>>アメリカ人は結婚祝いに100%欲しいプレゼントを手に入れる?!