みなさんは「日本人は長生きする」というイメージはありませんか?

 

42歳の友人が「おばあちゃんがさ・・・」と話しだしたので

「お、おばあちゃん?」とまだ、おばあちゃんがご存命なのに驚きました。

 

98歳ですが、まだまだ歩けて、しっかり会話もできて

お茶目なおばあちゃんだそうです。

食べ物は“お肉”が大好きだそうですよ!

 

“日本史上最高齢!”とニュースで取り上げられている、

おじいちゃん、おばあちゃんたちは115歳とか116歳とか・・・

とっても長生きですよね。

 

「明治時代の話を聞いてみたいな」なんて思いますが、

きっと激動の時代を生きてこられたんでしょうね。

 

必ずインタビューで「長生きの秘訣は?」

と尋ねられていますが、ニコニコしながら、

 

「好きなものを食べる」

「ワインとクリームソーダーが大好き」

「3食ちゃんと食べる」

「よく寝る」

「好き嫌いしないで食べる」

「8時に寝て5時半に起きる」

 

という答えで、特に特別なことは何もしていない、という印象なんですよね。

 

どの調査結果を見ても、アメリカ人の平均寿命は日本人より短いです。

 

アメリカに住んでいるのですが、確かに日本で見かけるような

「ゆーっくりと手押し車を押してスーパーで買い物をするおばあちゃん」

は、ここでは見かけないんです。

 

アメリカは医療では先進国と言われているにも関わらず、

平均寿命が短いというのは何だか矛盾しているような気がしませんか?

 

アメリカ人の平均寿命が日本人より低いのは、

食生活だけが理由だと思っていませんか?

 

今日は、アメリカ人の平均寿命が短いと言われている、

その理由に迫ってみたいと思います!

 

ズバリ数字で見るアメリカ人の平均寿命!

 

WHO(世界保健機関)が2018年に発表した

「世界各国の平均寿命」(統計は2016年時点)によると、

アメリカは34位「78.5歳」という結果でした。

 

気になる日本は・・・日本は1位「84.2歳」です!長寿の国ですね!

 

アメリカの平均寿命を男女別でリサーチしたところ、

「男性76.3歳」「女性81.3歳」でした。

 

なぜ女性は男性より長生きなのか?

日本も含めて世界的な傾向として

「女性の方が男性に比べて平均寿命が高い」

ということが挙げられているのですが、

なぜ女性の方が長生きなのかご存知ですか?

 

理由としては、

 

エネルギー消費量

男性は基礎代謝が多いが、女性は基礎代謝が少ないため

省エネルギーで効率よく生きていける。

 

※基礎代謝とは、上向きで横になった状態で肉体的・精神的に安静で、睡眠せず、腕や脚などを動かさずに24時間で消費するエネルギー量のこと。この状態でも心臓はもちろん、体温を維持するためなどに筋肉や臓器が活動しているため、エネルギーを消費します。このエネルギー量が“基礎代謝量”となります。

 

ホルモン分泌

女性ホルモンが高血圧を抑えて、

コレステロール値を下げる役目をしている。

 

そのため女性は男性に比べて心疾患が少ないと言われている。

 

※心疾患とは、心臓に何らかの障害が起き、それにより血液の循環不全によって引き起こされる病気。日本人の死因の第2位、特に心筋梗塞は突然死の最大の原因といわれています。

 

メンタルが強い

女性は周囲とコミュニケーションを通じて会話することで、

ストレスを発散することができるが、

男性は一人で悩みを抱えてストレスを溜め込みやすい。

 

生活習慣

女性は喫煙、飲酒の習慣が男性と比較すると少ない。

食事のバランスや栄養バランスに敏感である。

 

確かに、メイクをするときに鏡を見て

「あー肌が荒れているな」と思ったらビタミンを摂取したり、

「肌が乾燥し始めたな」と気付いたら、水分や油分を食事で補給したりと、

女性は体の変化に対して意識が高くなりますよね。

 

 

これらの理由が、女性の方が男性よりも

長生きする理由だと研究結果が出ているみたいですよ。

 

特に「メンタルが強い」っていうのは納得ですよね。

 

たくさん話した女子会のあとって、気分がリフレッシュして

「よし、明日からも頑張るか!」って気分になれるのは私だけでしょうか??

 

アメリカ人の平均寿命を左右する「死因」を調査!

NCHS(National Center for Health Statistics)によると、

 

1位:心疾患

2位:ガン

3位:不慮の事故

4位:気管支炎、ぜんそく、肺気腫などの慢性下気道疾患

5位:脳卒中

6位:アルツハイマー

7位:糖尿病

8位:インフルエンザ、肺炎

9位:腎疾患

10位:自殺

 

とのことです。

 

3位の「不慮の事故」には、薬物乱用(オーバードーズ)も含まれています。

 

薬物使用の年齢層が平均24歳~54歳までと幅広いことも、

全体の平均寿命を短くするひとつの原因だと言われています。

 

また、アメリカでは30歳~50歳という比較的若い年齢のうちに、

殺人や事故で死亡するケースが非常に多いそうです。

 

アメリカ人の平均寿命に影響しているもの 

食生活・食習慣

 

アメリカ人の食習慣「高カロリー」かつ

「サイズが大きい」ことが当たり前なので、

肥満への道まっしぐらなんですよね。

 

太ると体を動かすことも辛くなり、

動かなくなるけれども食習慣はそのまま変わらずなので、

また太るの無限ループになるのではないかと思います。

 

実際に、スーパーマーケットで

電動カートに乗った大きな体のアメリカ人が、

冷凍食品のコーナーでピザを大量に買い、

その次はスナックコーナーでチップスの

パーティーサイズを買っているのを見かけたりします。

 

CDC(米疾患対策センター)の2015年度の調査によると、

アメリカにおける肥満率は30.4%で、その年齢は、

 

1位:40歳~59歳

2位:20歳~39歳

3位:60歳以上

 

という結果が出ています。

 

食習慣が理由で発症すると言われているのが、

 

・糖尿病

・肥満

・高脂血症

・高血圧

・大腸がん

 

だそうです。またこれらが進行すると、

 

・心筋梗塞

・脳卒中

 

などの循環器疾患に罹りやすくなる、と医学的には言われているようです。

(私は医者ではないので、「絶対にそうです!」とは言い切れないのですが)

 

さきほどお話した、死因10位以内に入ってきている病気なので、

やはり食習慣は寿命に大きく関わっていると言えるのかも知れませんね。

 

アメリカの食生活について、こちらの記事で詳しく書いています↓

参考記事:驚きのアメリカ人の食生活|一日4,000kcalの内容とは?

 

我が家では、「子供の頃の食習慣が大人になってからの食習慣を作り出す」

ということで、手作りの夕食、野菜を食べる

(どうしても苦手なトマトやセロリは小さくしてハンバーグなどに入れて隠します)、

お菓子の量は決める(袋のまま食べないで小皿に分ける)、

など食生活に関してはルールを決めています。

 

ただし、全くファストフードやピザを食べない、というわけではありませんよ!

たまには・・・と食べているときもあります。

この「たまには・・・」が頻繁にならないようには気を付けています。

 

薬物過剰摂取

 

アメリカでのドラッグ過剰摂取による死亡は、

2000年以降15年間で2.5倍に上昇したという結果が出ています。

 

その理由が、医師が処方する「オピオイド鎮痛薬」という

強い鎮痛剤の依存症となり、その他のドラッグに

手を出してしまうという傾向から、ドラッグの過剰摂取になったため

だと言われているそうです。

 

オピオイド鎮痛薬は、「中度から強度の痛みに対して

用いられる鎮痛剤で常習性が生じて、薬物過剰になる原因の成分」

とのことですが、適切に処方されて服用すると

鎮痛剤としての効果が大きい薬です。

 

医療費が高額

 

「アメリカでは医療費が高い」ということをご存知の方も多いと思います。

 

そのために、アメリカへは旅行でさえも必ず

「保険」に加入されることをお勧めします。

 

アメリカでは日本と医療保険制度が違います。

 

国民健康保険はなく、各自で民間の保険に加入しなければいけません。

そのため、医療保険に入っていない人たちが多くいると言われています。

 

病院に行かないことで、状態が悪化したり

合併症を引き起こす可能性が高くなり生命に影響している

とも言われているほどです。

 

アメリカに住んで実感しているのが、「少しの体調不良では病院には行かない」

という人たちが多いです。医療費が高額だからです。

 

では、アメリカの医療費がどれだけ高額かというと

こちらの記事をご覧ください↓

参考記事:衝撃!アメリカの医療を知っておかないと請求書を見て号泣!?

 

私も自分が体調不良の際には、自宅療養で出来ることをする派です。

 

日本にいたときは、少しの体調変化でも病院に行っていたのですが、

やはりアメリカでは医療費のことを考えると、

ちょっとしたことでは病院へは行かなくなりました。

 

「自宅療養していてインフルエンザから肺炎になって、

あと一歩遅かったら入院になるところだった」

という話を身近な友人から聞いてびっくりしました。

 

お金持ちのアメリカ人は長生きするという事実の根拠は?

 

色々な調査機関から、「アメリカ人の中でもお金持ちは長生きする」

という研究結果が出ています。

 

おおよそ10年~15年ほど寿命が長いということです。

(富裕層上位1%と貧困層下位1%を比較した場合)

 

その理由は何だと思いますか?

ひとことで言うと、「健康に対して意識が高い」ということです!

 

病気がない段階から日頃の生活習慣を見直し、

食生活、運動、生活習慣を管理して

体をケアする健康観があるからのようですね。

 

確かに・・・ご近所でお金に余裕のある方は、

 

・いい食材(新鮮な野菜や魚)を買い、バランスのよい食事を摂る

・ダイエット、健康維持にジムに通う

・毎年、決まった時期に健康診断に行ってヘルスチェックする

・外食はファストフードよりもメニューや調理法を選べるレストランに行く

・奥さまたちはジムでヨガを終えたあとに、マッサージに行ったり、オーガニックレストランでお話しながら美と健康を磨く

・週末は早起きをしてランニングか自転車に乗って健康づくり

 

というライフスタイルの方が多く、やはり体型は

男性も女性もスタイルがよく筋肉がほどよくついている、という感じです。

歯がきれいで笑顔もとても素敵なんです!

 

「自分の健康維持に投資している」「健康な生活に投資している」

と言っても過言ではないライフスタイルだと感じます。

 

参考記事:アメリカ人の休日の過ごし方とは?日本人とは違う4つのリフレッシュ法

まとめ

 

今回はアメリカ人の平均寿命についてお話をしましたが、

同時に「日本人が長生きする秘訣」が気になりました。

 

やはり日本独特の文化「和食」って素晴らしい食文化だと改めて思いました。

 

脂肪分は少なめ、野菜は多め、砂糖は少なめなど

トータルバランスに優れた食事だと思いませんか?

 

↓こちらの記事にもあるように、アメリカでは、今や空前の和食ブーム到来です。

参考記事:和食ブーム到来!アメリカ人に人気の日本食vs苦手な日本食

 

そして何より日本の医療制度は高齢者に対しても整備が整っていますよね。

 

私はアメリカ在住なので、医療保険に関しては

アメリカ人と同じように自分で加入するしかないのですが、

食事スタイルに関しては欧米化しつつあったので、

これからは和食を作る機会を今より増やしていこうと思いました。